
瀬戸大橋の主塔は、岡山県と香川県の中間にある与島にあり、島々をつなぐ橋を、はるかな高さからぐるりと見下ろすことができる絶景スポット。けれど通常は立ち入ることができません。瀬戸大橋開通30周年を記念し、5月に開催されるツアーでは、この秘密基地のような瀬戸大橋の主塔に塔内エレベーターを使ってのぼり、周囲にめぐらされた架橋群の絶景を高さ175mの塔頂から一望できます。複雑な潮が流れるこの地に架けられたたくさんの橋の様子を眺めれば、世界に誇る日本の土木技術、架橋技術の圧倒的な技術力の高さや、目前に広がる大自然の雄大さを満喫することができるでしょう。周囲にこの主塔より高いものはなく、360度の大パノラマが楽しめます。
時期:6月(ツアー実施時)
時間:日中
所要時間:1時間30分(ツアー)
普段は見ることができない、瀬戸大橋の主塔からの大パノラマ。塔頂部分からは、岡山県側と香川県側、それぞれ風情の異なる景色が楽しめます。海面175mの高さから周囲を一望すれば、島々を渡る鳥の気分を味わえるかもしれません。
本州(岡山県)と四国(香川県)を結ぶ瀬戸大橋は、瀬戸内海の島々をつなぐ10の橋の総称です。全長12.3km(海峡部9.4km)と、鉄道道路併用橋としては世界最大級で、約10年の歳月をかけて築かれました。瀬戸内海の潮流、毎夏訪れる台風など、さまざまな困難を乗り越えて架けられた橋は、人工衛星の写真でも確認できるほどの巨大な建造物です。
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