
秋の北海道といえば、上流に向かって川を泳ぐ「サケの遡上」が見所です。白老町を流れるウヨロ川は、北海道の道央圏では最も間近にサケが観察できる川のひとつです。ホロホロ山の山麓を水源とし、太平洋まで流れる全長18.8kmのこの川には、毎年多くのサケが産卵のために遡上してきます。ウヨロ川の上流から泳ぎ出したサケは、はるばる太平洋を回遊しながら約4年かけて成長し、ウヨロ川へと帰ってきます。毎年秋になる頃、白老町では里地里山の田園風景が残されている散策コースを歩きつつ、ウヨロ川を遡上するサケを観察することができます。サケは日中いつでも見ることができますが、川の中のサケが見やすいのは、秋の晴れた日の午前中。元気に川面を飛び跳ねるサケの姿を観察できます。
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時期:9月中旬~11月下旬
時間:午前中
ウヨロ川へは、9種類もの温泉が湧き出す日本有数の温泉郷として質・人気ともに非常に高い名湯登別温泉に泊まるのが便利。登別温泉街からウヨロ川へは高速道路を利用して約40分です。
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